3月のごあいさつ

桜の季節がやってきました。

私は桜が大好きで、この季節になると心がワクワクドキドキ踊りだします。

 

先日、友―友と同じ建物に新婚の時から12年ほど住んでおられたご家族がお引越しされました。その娘さんのお話です。

 

ご夫婦には、すぐに娘さんが誕生され毎日のように「友―友」に遊びに来てくれました。赤ちゃんの時はお母さまと一緒に、小学生になれば一人でお母様がお迎えに来られるまで。

その子が小学4年生くらいの頃から夏休みや冬休み、春休みと長期休暇の時は昼食に友―友のお弁当を食べてくれることになりました。毎日お昼になるとお友達と二人でお弁当を取りに来てくれます。最初はニコニコ、大きくなるにつれて無口に、だんだんとその子の方から話してくれることは少なくなっていきました。

でも、メニューを渡すときに「好きなメニューある?」と尋ねると、わくわくした笑顔で「これとこれが楽しみ!あっ、これも好き」と話してくれ、高齢者向けのメニューでも楽しみにしてくれていることが分かりとても嬉しかったです。

小学校の卒業証書をきれいなお洋服のままお母さまと二人で見せてくれたり、中学校の制服を始めて着た日に寄ってくれたりと、10年以上その子の成長を見させていただきました。

新しい所でも桜を見ながらワクワクドキドキ楽しく過ごしてくれていることでしょう。

お休みの時の昼食だけですが、お仕事をされていてがんばるお母さまのお手伝いが少しでもできたこと、嬉しく思います。

 

今の時代、友働きのご夫婦が多い中、今後もこのような形で若い世代の方にも「友―友」として関われるようになりたいと考えています。

「友―友」も新しい期に向けて気を引き締めながらワクワクドキドキ進んでいきます。

 

 

代表 川口 雅香子